今回のインド訪問もまた、新アジア外交を強調するものだとした。インドに注目するのは、その潜在力を高く評価するためだという。インドの急速な経済成長により、現在約150億ドル程度の両国貿易規模は遠からず2倍に増えると確信しているとしながら、「インドは韓国にさまざまな面でチャンスの地となる」と強調した。
インドが情報技術(IT)に強いという点にも言及し、「21世紀のIT大航海時代」に韓国とインドが力を合わせれば、両国発展のみならず世界に大きく貢献できるとの見解を示した。また、若者が好む文化コンテンツ産業や金融産業なども、ITを基盤にすると魅力的な雇用が生み出されるとし、IT融合分野で新たな雇用が生み出されるようさらに努力すると約束した。
このほか、ハイチ大地震について「ともに支援してくれた国民に感謝を申し上げる」と述べた。経済協力開発機構(OECD)開発援助委員会(DAC)への韓国加盟後に起きた最初の国際的な災害となっただけに、格別な関心と誠意をもって支援に取り組むとの考えを明らかにした。
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