【ソウル24日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は24日、ことし初の海外訪問となるインドおよびスイス歴訪のためソウル空港から出発した。
 李大統領はこの日午後、インド・チェンナイに到着し、現地に進出した韓国企業関係者を激励する。翌25日には首都のニューデリーで、同国のシン首相と首脳会談を行う。会談では、両国間の協力拡大策を協議し、2004年に締結された「平和と繁栄に向けた長期的協力パートナー関係」を格上げする内容の共同声明を発表する予定だ。
 また、インド原子力発電所市場への韓国企業進出の基盤を構築するため、両国間原子力協定締結交渉の開始案を協議し、韓国製の空軍基本訓練機「KT-1」の輸出問題も協議する。
 続いて李大統領は27日にスイス・チューリヒで、国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長と面談し、2022年のサッカーワールドカップ(W杯)招致に向けた活動を行う。
 28~29日にはダボスで開かれる世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)に出席する。李大統領は28日に同会議で単独特別演説を通じ、ことしの主要20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)の議長国として、金融危機以降の世界経済の持続可能な均衡成長に向けた案を提示し、グリーン成長や起業家精神などについて説明する。
 また、スイスのロイトハルト大統領と首脳会談を行うほか、米マイクロソフト(MS)創業者のゲイツ氏、WEFのシュワブ会長、グーグルのシュミット会長など各界の有力関係者と会い、30日に帰国する。

Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0