【ソウル23日聯合ニュース】2012年の地上デジタル放送の完全移行に向けたパイロット事業の施行日程が確定した。
 放送通信委員会は23日、パイロット事業4地域のうち、慶尚北道・蔚珍は来年9月1日、全羅南道・康津は10月6日、忠清北道・丹陽は11月3日から、それぞれアナログ放送を全面終了すると明らかにした。これら地域では来年上半期にデジタル放送を開始しアナログ放送と並行した後、この日程でデジタル放送に完全移行する方針だ。残る1地域、済州道の場合は日程がまだ具体化していない。
 委員会では、パイロット事業地域のアナログ放送終了日を法制化するためのデジタル転換特別法施行令の改正も進める予定だ。 
 また、デジタル移行を支援するため、約270か所にデジタル放送中継所を設ける一方、既存のアナログ基盤の制作・送出施設50か所は高画質施設に転換する。あわせて、地上波直接受信世帯へのデジタル対応用コンバーター供給などの支援とPR計画も着実に進めたい考えだ。
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