また、ボズワース代表が北朝鮮で後戻りできず検証可能な非核化で成果を上げれば、クリントン国務長官が平壌を訪れることもあり得るが、これまでの北朝鮮の立場をみると、そのように呼応する可能性はないと診断した。
北朝鮮の思惑と関連しては、6カ国協議より米国との直接対話で朝鮮半島平和体制の方向に関心を向けようとしており、平和体制議論と核軍縮を通じて核保有国であることを既定事実化しようとしているが、そうなれば対話が進まないだろうと述べた。北朝鮮は核実験を2回実行し、インドやパキスタンと同様の待遇を望んでいるが、現実的に2カ国と同じレベルにはなり得ないと指摘した。
続けて、北朝鮮は核開発を米国の敵対視政策のせいだと合理化しているが、2000年10月の「米朝共同コミュニケ」で新たな関係作りへの努力を表明したように、米国はすでに北朝鮮が望むものをすべて与えたと説明した。ただ北朝鮮が協議しようとせず、今回の対話で共同コミュニケが再び議論される可能性はないだろうと述べた。
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