世界選手権は28日、京畿道高陽市の韓国国際展示場(KINTEX)重量挙げ競技場で女子最重量級を行った。チャンはスナッチ136キロ、ジャークが世界新の187キロ、トータル323キロをマークし、ジャークとトータルで2冠に輝いた。
チャンはこれで2005年から4回連続で世界選手権の頂点に立ち、世界最強を立証した。昨年の北京オリンピックでも金メダルを獲得している。世界選手権の4回優勝は、韓国重量挙げではチャンが唯一。世界女子でもこれまで2人しかいない。
また、ジャークの187キロは、昨年の北京五輪でチャン自身が打ち立てた世界新を1キロ更新するもので、喜びも2倍となった。ただ、スナッチではロシア選手に破れ銀メダルだった。
チャンは表彰式後のインタビューで、「競技が終わるこの時間を待っていた。世界4連覇を達成できるよう支えてくださった多くの方に感謝する」と語った。世界選手権が初めて韓国で開催され重圧感も大きかったが、油断しなかったことが良い結果につながったようだと振り返った。
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