あいさつする李明博大統領=27日、忠州(聯合ニュース)
あいさつする李明博大統領=27日、忠州(聯合ニュース)
【ソウル27日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は27日、「法秩序は民主主義と市場経済を守る社会インフラであると同時に、先進化の核心となるインフラだ」と述べた。忠清北道・忠州の中央警察学校で行われた警察の卒業・任用式であいさつに立ち、法秩序が守られなければ景気回復、雇用創出、社会統合のどれひとつとして十分達成できないとしながら、このように強調した。
 また、この1年を振り返り、韓国も世界的な金融危機で苦しんだが、今現在、危機を一番早く克服した国と評価されているとした上で、「警察の法秩序確立への努力が大きな力になった」とねぎらった。
 李大統領は、国民が期待する警察の姿として、違法と暴力には限りなく強く、社会的な弱者と疎外された層には温かな警察を挙げた。その一方で、ほかの公務員以上に清廉さと公正さが求められていると指摘した。
 青瓦台(大統領府)関係者によると、大統領がこの式に出席するのは2001年の故金大中(キム・デジュン)大統領以来、歴代2人目だという。式の形式も座席配置など実用が強調されたと伝えた。

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