【ソウル29日聯合ニュース】外交通商部は29日、柳明桓(ユ・ミョンファン)長官が来月2日から4日までアルジェリアとアラブ首長国連邦を訪れると明らかにした。
 柳長官は来月2~3日はアルジェリアに滞在し、メデルチ外相との会談で戦略的パートナー関係の発展や、建設・水資源のインフラ協力、文化交流増進など多分野にわたる実質的な協力増進策を話し合う。
 4日にはアラブ首長国連邦を訪れ、ガルガーウィ内閣担当相と会談する。高官交流、貿易・投資の増進、原子力・再生可能エネルギー協力など包括的な協力関係の構築策について協議する予定だ。また。ムハンマド・アブダビ皇太子とも会い、同国の原発事業やニュータウン建設などへの韓国企業参入を支援するよう要請する計画だ。
 外交通商部関係者は「資源・エネルギーに恵まれ、原発・再生可能エネルギーや建設インフラ分野で新たな輸出先として注目されるこれらの国と、実質的な協力関係を固め中東・アフリカ地域とのネットワークを築けば、韓国外交の地平を広げる機会となる」と話している。

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