総会のもよう=29日、ソウル(聯合ニュース)
総会のもよう=29日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル29日聯合ニュース】世界有数企業の最高経営責任者(CEO)が参加する「2009ソウル国際経済諮問団(SIBAC)総会」が29日にソウル市内のホテルで開催された。SIBACはソウル市長の諮問機関で、ソウルを北東アジアのビジネス中心地に発展させるため、世界的なCEOから政策アドバイスを受けることを目的に2001年に設立された。
 呉世勲(オ・セフン)ソウル市長は歓迎のあいさつで、「ソウルが世界トップ10に入るブランド競争力を備えるよう、まい進する」と述べた。また、就任翌年の2007年を「ソウルブランドマーケティング元年」とし、これまで展開してきたさまざまなマーケティングの過程とソウルの変化について紹介した。
 総会には、諮問委員長を務めるテスコplcのデービッド・リード会長をはじめ22人の諮問委員と諮問役、国内外のブランド専門家、経済界関係者ら200人余りが出席し、「グローバル都市ソウル、ブランドマーケティング戦略」をテーマに論議を交わした。
 基調演説は、国家ブランド指数(NBI)を考案したサイモン・アンホルト氏が行い、「魅力的な都市をリードする原動力は新たなイメージを混合することから誕生する」と強調した。
 また、「ソウルブランド革新価値創出」「コミュニケーションとマーケティング戦略」「ブランド管理と顧客管理戦略」の3分科に分かれてパネルディスカッションも開かれ、野村證券の古賀信行会長、フォーブスのクリストファー・フォーブス副会長、ニューズウィークのリチャード・スミス会長、韓国マッコーリーグループのジョン・ウォーカー会長らが発表・討論を行った。
 ソウル市は総会で提案された内容を都市ブランドマーケティング事業に反映する計画だ。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0