【ソウル29日聯合ニュース】サムスン電子やハイニックスなど国内半導体業界が2012年まで総額22兆ウォン(約1兆6500億円)規模の設備投資を行う見通しだ。
 韓国半導体産業協会が29日に明らかにしたところによると、業界は来年から本格的な投資を再開し、来年だけで少なくとも7兆ウォンを投資する予定だ。2012年までの3年間で、総額22兆ウォン以上と見込まれる。
 こうした大々的な設備投資に乗り出すのは、ここ2年間低迷していたグローバル半導体市場が本格的な回復傾向を見せているため。
 サムスン電子の権五鉉(クォン・オヒョン)半導体事業担当社長は28日の同社グループ社長団会議で、世界の半導体市場は下半期から回復段階に入ったと診断している。来年から半導体市場は年平均11%、メモリ部門は16%成長を記録すると予想し、パソコンや携帯電話部品の需要増で、メモリ半導体受給に若干の供給不足も生じるだろうと見通した。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0