【ソウル14日聯合ニュース】大韓赤十字社は16日に北朝鮮・開城の南北経済協力協議事務所で行われる南北赤十字実務接触で、11月と来年旧正月の離散家族再会行事開催、金剛山の離散家族面会所の常設運営を北朝鮮側に提案するようだ。
 赤十字社関係者が14日に伝えたところによると、協議の席ではひとまず来月の再会行事開催から話を持ちかける。続けて、先の赤十字会談で表明した離散家族問題に関する3大原則のうち、特に生死確認の拡大を訴えながら、面会所の運営問題を話し合う計画だ。
 赤十字社は8月末の南北赤十字会談で、離散家族問題の解決に向け▼離散家族交流事業はいかなる政治的事案にも関係なく進めるべきとする人道主義尊重の原則▼全面的な生死確認と常時の面会、ビデオレターの交換、故郷訪問など根本的な問題解決の原則▼拉致被害者と韓国軍捕虜問題の解決に力を合わせるべきとする協力の原則――を提示した。

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