旧盆の南北離散家族再会行事、きょう最終日

【ソウル1日聯合ニュース】北朝鮮・金剛山で行われている南北離散家族再会第2次行事が、1日午前9時からの面会を最後に3日間の日程を終了する。
　今回の再会では、ともに80代となる北朝鮮側の夫と韓国側の妻が唯一の夫婦再会を果たし、韓国に住む100歳の女性が北朝鮮側の75歳の娘と会うなど、南北総勢520人余りが肉親と再会した。家族らは初日の29日には団体面会と夕食会、30日には個別面会と合同昼食会、野外面会などを行い、60年の歳月を語り合った。
　韓国側の訪問団429人は、最後の面会を終え同日午後1時に金剛山を出発、東海線陸路を経て韓国に戻る予定だ。
　今回の秋夕（旧盆）離散家族再会行事は、約1年11か月ぶりに行われた。26～28日の第1次再会行事では、韓国側の97家族・126人が金剛山で北朝鮮側の家族233人と再会した。