李姫鎬夫人と金基南秘書(葬儀委員会提供)=21日、ソウル(聯合ニュース)
李姫鎬夫人と金基南秘書(葬儀委員会提供)=21日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル25日聯合ニュース】故金大中(キム・デジュン)元大統領の夫人、李姫鎬(イ・ヒホ)夫人が、弔問のためソウルを訪問した北朝鮮の弔問使節団を通じ、金正日(キム・ジョンイル)総書記に感謝の手紙を渡していたことがわかった。
 故人の側近だった朴智元(パク・チウォン)民主党議員が24日、李姫鎬夫人から託された手紙を21日に弔問団と金大中平和センター関係者間で行われた夕食会の席で、弔問団側に渡したと明らかにした。李姫鎬夫人は夕食会には出席していない。
 手紙の内容について、朴議員は「金総書記が弔問団を派遣したことへの感謝の気持ちを記した」と説明した。A4判用紙1枚ほどの分量で、李姫鎬夫人が直接書いたという。
 これに先立ち、北朝鮮弔問団の金基南(キム・ギナム)朝鮮労働党中央委員会秘書は21日に国会議事堂前の弔問所を訪れた後、ソウル・東橋洞の金大中図書館で李姫鎬夫人と会い、「金元大統領は生前、民族のために多くのことをなさった」という金総書記の弔意を伝え、直筆署名のある弔電原本を手渡している。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0