韓国側関係者とあいさつを交わし高麗航空機に乗り込む北朝鮮弔問団=23日、ソウル(聯合ニュース)
韓国側関係者とあいさつを交わし高麗航空機に乗り込む北朝鮮弔問団=23日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル23日聯合ニュース】金大中(キム・デジュン)元大統領の弔問のためソウルを訪れていた北朝鮮弔問団が、23日午後12時10分ごろ、金浦空港を出発して平壌に向かった。
 弔問団の団長を務めた金基南(キム・ギナム)朝鮮労働党中央委員会秘書は、ソウル市内の宿泊先を出発する直前、記者団から訪問の感想を聞かれ、「良い気分で帰る」と答えた。金養建(キム・ヤンゴン)党統一戦線部長らも、発言を求める記者団に手を振りながら「ありがとうございます」とあいさつした。
 弔問団は21日にソウル入りし、国会議事堂前の焼香所で献花、黙とうした。最終日午前には青瓦台(大統領府)に李明博(イ・ミョンバク)大統領を表敬訪問し、金正日(キム・ジョンイル)総書記の口頭メッセージを伝えている。
 統一部によると、空港では洪良浩(ホン・ヤンホ)次官、金南植(キム・ナムシク)交流協力局長が一行を見送った。
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