2000年6月14日の南北首脳会談で握手する金元大統領(左)と金総書記=(聯合ニュース)
2000年6月14日の南北首脳会談で握手する金元大統領(左)と金総書記=(聯合ニュース)
【ソウル19日聯合ニュース】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が19日、金大中(キム・デジュン)元大統領の逝去を受け遺家族に弔電を送り、哀悼の意を示した。
 北朝鮮の朝鮮中央通信が伝えたところによると、金総書記は弔電で「金大中元大統領が逝去したという悲しい知らせを聞き、李姫鎬(イ・ヒホ)夫人と遺家族に深い哀悼の意をささげます」と述べた。金元大統領が民族の和解と統一の念願実現に向かう道に残した功績は、民族とともに長く伝えられるだろうとした。
 弔電が逝去翌日と迅速に発表されたことから、金総書記が葬儀期間に弔問団を派遣するかどうかが注目されている。
 通信は金元大統領の逝去について、「南朝鮮(韓国)延世大学セブランス病院で入院治療を受けていた金大中元大統領が18日に惜しまれて逝去した」と短く報じた。論評などは出していない。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0