打ち水イベントのようす=18日、仁川(聯合ニュース)
打ち水イベントのようす=18日、仁川(聯合ニュース)
【仁川18日聯合ニュース】水不足問題解決を地球的レベルで話し合う「2009世界都市水フォーラム」が18日午前、仁川・松島経済自由区域内の松島コンベンシアで開幕した。21日まで4日間行われる。
 この日の開幕式には韓昇洙(ハン・スンス)首相をはじめ環境部の李万儀(イ・マンウィ)長官、地球温暖化による海水面上昇で2040年以降に国土が水没の危機にさらされるツバルのイエレミア首相、安相洙(アン・サンス)仁川市長ら主要関係者と水関連の専門家、市民など2000人余りが出席した。
 韓首相は祝辞を通じ、フォーラムが水問題の重要性に対する国際的認識を高めるチャンスを提供し、責任ある持続的な水管理政策を増進させることを信じると強調した。
 安市長は、仁川はグローバル環境問題の水管理分野を先導する世界最高都市に生まれ変わろうとしているとあいさつ。水専門家が水に関する情報を共有するとともに正しい対案を提示し、同フォーラムが水問題解決の基準になることを望む考えを明らかにした。
 21日まで4日間続く今回のフォーラムには世界50カ国の水関連専門家と政府、NGO関係者5000人が出席し、異常気象に伴う水資源不足現象と水資源確保、「水のある都市」開発などに関して討論する。570本の学術・政策的論文が発表される予定だ。
 また、韓国のアフリカ地域上下水開発と関連しジンバブエとの間で了解覚書(MOU)が締結されるほか、日本の伝統的な夏の風物詩「打ち水」イベントや、海水面上昇阻止への行動綱領を盛り込んだ「仁川黄海宣言」発表、4大河川整備事業説明会などが行われる。

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