打ち上げ準備が進むロケット「羅老」(韓国宇宙研究院提供)=全羅南道・高興(聯合ニュース)
打ち上げ準備が進むロケット「羅老」(韓国宇宙研究院提供)=全羅南道・高興(聯合ニュース)
【ソウル17日聯合ニュース】外交通商部は19日に予定されている韓国初の宇宙ロケット「羅老(ナロ)」(KSLV-I)の打ち上げについて、北朝鮮のケースと比較するのは適切ではないとの見解を明らかにした。
 文太暎(ムン・テヨン)報道官は17日、記者会見でこのように言及し、「韓国は主要軍縮および核拡散防止、宇宙の平和的利用と関連した国際規範の当事国として、平和目的で透明かつ安全に宇宙発射体の打ち上げを施行する予定」と説明した。続いて、北朝鮮の場合は宇宙発射体と弾道ミサイルを発射したことに対し、国連安全保障理事会の決議に基づき制裁を受けていると指摘した。
 一方、文報道官は、現代グループと北朝鮮・朝鮮アジア太平洋平和委員会間の対北朝鮮事業合意について、関連事項を把握した上で政府レベルで対応策を検討すると説明。しかし、韓国政府の対北朝鮮対応基調に変わりはなく、今後の状況変更は北朝鮮の態度と立場にかかっていると述べた。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0