【天安31日聯合ニュース】韓国技術教育大学は31日、機械情報工学部のユ・ジファン教授が国内では初めて、米国と日本、ドイツの技術陣との大陸間手術ロボット遠隔操作テストに参加し成功を収めたと明らかにした。
 ユ教授は前日に同大学内の実験室で、米国のワシントン州立大学、スタンフォード研究所、日本の東京工業大学、ドイツのミュンヘン工科大学の順で、それぞれの研究チームと手術ロボットの遠隔操作テストを行った。実験は医師らが腹腔鏡手術を実際に練習する動作を再現するためのもので、ユ教授チームがインターネットなどで伝送された実験対象場面を見ながら実験室にあるマスターロボットを動かすと、米国と日本、ドイツにある手術ロボットもアームを動かし手術の動作を行った。
 ユ教授は2000年からこうした研究に取り組んできた。今回、遠隔地との通信問題のために伝達信号にずれがあり、安定性問題が発生したものの、この問題の解決方法はすでに確保しているという。大陸間手術ロボットの遠隔操作商用化の日は近く、実現すれば国内の胃がん患者が国内の病室に横たわったまま、米国の医療陣の遠隔操作により手術を受けられるようになるだろうと説明した。
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