広場の様子=30日、ソウル(聯合ニュース)
広場の様子=30日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル30日聯合ニュース】ソウルの中心部に位置する光化門広場が1年3か月におよんだ工事を終え、来月1日から市民に開放される。ソウル市が30日に明らかにした。
 光化門広場は、景福宮から南に延びる世宗路を上下16車線から10車線に減らし、中央に幅34メートル、長さ557メートルの空間を確保し、造成した。韓国の歴史と文化を象徴するさまざまな施設が設置される。
 広場の両端を流れる幅1メートル、長さ365メートルの「歴史水路」は、1932年の朝鮮建国から2008年までの歴史を石に刻んでいる。歴史の流れを象徴的に表現した。水路は車両の重さにも耐えられる強化ガラスで覆われており、世宗路交差点の下を通り、清渓川まで流れる。
 李舜臣(イ・スンシン)将軍の銅像周辺には「噴水12・23」が設置された。鳴梁海戦で日本水軍の船舶133隻を撃破した「12隻」の朝鮮水軍船舶と、「23戦23勝」の不敗神話を成し遂げた李将軍を象徴する意味で名付けられた。
 地下鉄5号線光化門駅から地上広場につながる地下通路には「カイチ広場」が造成される。カイチは伝説上の動物で、ソウル市のシンボルに指定されている。
 李舜臣将軍銅像の後ろ、約250メートル地点には世宗大王の銅像が設置される。10月9日の「ハングルの日」に除幕される予定だ。

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