【ソウル30日聯合ニュース】製造業が第3四半期には第2四半期より景気が上向くと期待していることが、知識経済部と産業研究院が30日に発表した調査結果から明らかになった。
 それによると、製造業の第3四半期の景況判断指数(BSI)見通しは108で、第2四半期の見通しだった95を上回った。同指数は基準値の100を超えると景気好調を、100を下回ると悪化を意味するが、ことし基準値を超えるのはこれが初めて。
 部門別にみると、売上高見通しは第2四半期の100から108に上昇し、内需も96から106に、輸出も97から103に上がった。ただ、経常利益見通しは88から99に上昇したものの、基準値には及ばなかった。
 業種別の売上高見通しは、半導体が128で最も高く、精密機器(125)、情報通信(115)、化学(133)、自動車(109)、機械・装備(109)などほとんどの業種で100以上となった。基準値を下回ったのは造船(93)と電気機械(95)、非金属鉱物(94)の3業種にとどまった。
 第2四半期の実績指数も101と、前四半期の65に比べ36ポイント改善した。

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