【ワシントン29日聯合ニュース】米国務省のケリー報道官は29日の定例会見で、ゴールドバーグ元駐ボリビア大使が率いる政府代表団が間もなく中国・北京に向かうと明らかにした。ゴールドバーグ大使は対北朝鮮制裁を盛り込んだ国連安全保障理事会決議1874の履行調整官に任命されており、代表団は国家安全保障会議(NSC)、財務省、国防総省関係者などで構成されている。
 ケリー報道官は訪問目的について、「域内パートナーと安保理決議の履行を協議するため」と説明したが、代表団の具体的な日程はまだわからないと伝えた。代表団は中国に続き韓国、日本などの関係国も訪問するものとみられる。
 一方、先ごろフローノイ国防次官が米中の第10回国防事務協議のため訪中、中国人民解放軍の馬暁天・副総参謀長と会い、国連対北朝鮮制裁への中国の積極的な参加を促した。

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