国産人工衛星が海外に輸出されるのは、同社が製造しことし4月にマレーシアに輸出した「RazakSAT」に続き、今回が2度目。
サトレック・アイによると、「DubaiSat-1」は同社がドバイ政府の出資機関と共同開発した、直径1.2メートル、全長1.25メートル、重さ180キログラムの小型人工衛星。高度685キロメートルから、地上にある2.5メートルの大きさの物体が識別できるカメラを搭載し、地球の周囲を回りながらドバイの自然災害や環境変化を観測する。韓国は2006年4月にフランス、英国、米国、イタリア、ウクライナ、南アフリカ共和国などとの競争を経て、事業費2000万ドル規模の同衛星製造事業を受注した。
サトレック・アイは韓国初の小型人工衛星「ウリビョル(わたしたちの星)」を開発したKAIST(韓国科学技術院)人工衛星研究センターの研究員らが1999年12月に設立した、店頭株コスダック市場上場企業。
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