【済州31日聯合ニュース】韓国と東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国首脳は、済州道で開催される韓国・ASEAN特別首脳会議最終日の来月2日に韓国・ASEAN自由貿易協定(FTA)の投資協定に署名する。企画財政部が31日に明らかにした。 ASEANとのFTAは大きく、商品貿易協定とサービス協定、投資協定からなり、商品貿易協定は2007年1月、サービス協定は今年5月にそれぞれ発効した。投資部門の交渉は先月9日に妥結しており、各国首脳の署名をもって公式化する。これで2005年1月の交渉開始から4年以上かかった韓国とASEAN間のFTAがすべて交渉手続きを終えることになる。 2008年基準で韓国のASEANに対する投資は59億ドル(全体の16.1%)で、米国に次いで2番目の規模。ASEANの対韓投資は約10億ドルとなっている。投資協定の署名で、ASEAN加盟国の投資部門規制が大きく緩和されると予想される。 政府はASEANを、世界的な経済危機において先進市場の景気低迷を相殺できる重要輸出先とみて、各国の市場でシェア拡大を狙う。
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