青瓦台(大統領府)関係者は30日、聯合ニュースの電話取材に対し「韓米首脳会談期間に核の傘を明文化する議論が行われるだろう」とし、共同声明になるか共同発表文の形になるかは分からないが、結果が形として示されるようだと述べた。
こうした韓米両国の動きは、核の傘提供を首脳レベルの合意に格上げすることで北朝鮮の度重なる核脅威にブレーキをかけるという、強力なメッセージと受け止められる。韓国に対する米国の核の傘提供は、1978年以降、韓米定例安保協議会の合意文を通じ毎年再確認している事案だが、首脳会談での文書化推進は今回が初めてとなるため注目が集まる。
オバマ米大統領は北朝鮮核実験の翌日の26日、李明博(イ・ミョンバク)大統領との電話協議で「米国の軍事力と核の傘が韓国を保護できるほど拡張され確固としているという点を、韓国国民に明確に伝えたい」と話している。
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