開通に先立ち試乗する市民=8日、ソウル(聯合ニュース)
開通に先立ち試乗する市民=8日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル28日聯合ニュース】仁川国際空港からソウル・江南地域まで、来月からは1時間で移動できるようになる。
 ソウル市は28日、漢江より南側の江南地域を東西に走る地下鉄9号線の第1期区間(25.5キロメートル)、金浦空港~新論ヒョン路線が来月12日に開通すると明らかにした。25駅が設置され、金浦空港(5号線)、堂山(2号線)、汝矣島(5号線)、鷺梁津(1号線)、銅雀(4号線)、高速ターミナル(3、7号線)の6駅が乗り換え駅となっている。
 地下鉄9号線には一部の駅を通過する急行列車が初めて導入される。停車駅は9駅で、金浦空港駅から江南地域の新論ヒョン駅まで30分で移動が可能だ。また、地下鉄金浦空港駅から10メートルほど歩けば、仁川空港鉄道の金浦空港駅が利用でき、江南から仁川空港までほぼノンストップで1時間で到着できるようになる。相対的に利用者が少ないと指摘されてきた仁川空港鉄道の乗客が増え、活性化するものと期待される。
 基本料金は、他路線と同じ900ウォン(交通カード利用時)と暫定決定した。9号線各駅には、展示場、小規模公演場、インターネットカフェ、出会いの広場などの文化スペースを設ける。全駅にホームドア、エレベーター、エスカレーターを設置する。
 ソウル市は、論ヒョン洞から総合運動場を結ぶ第2期区間を2013年までに、総合運動場から芳イ洞を結ぶ第3期区間を2015年までに、それぞれ完工する予定だ。第1期区間麻谷駅は、同地区の都市開発事業と合わせ2~3年後に開設する。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0