【ソウル28日聯合ニュース】北朝鮮が休戦協定の無効化を宣言したことと関連し、国連軍司令部は28日に報道資料を通じ、休戦協定は北朝鮮を含めたすべての署名当事国にとって現在も有効で、拘束力を持っていると明らかにした。
 北朝鮮板門店代表部は27日に声明を通じ、韓国の大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)全面参加宣言は海洋封鎖を禁じる休戦協定に違反するものだとし、協定の無効化を主張した。これに対し、国連軍司令部は休戦協定の有効性を明確にするとともに、協定の全条項とこれを下支えする諸般の手続きを順守するとした。協定は過去55年にわたり朝鮮半島で休戦状態の法的根拠となってきたもので、地域の安定に大きく貢献していると評価した。
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