【ソウル28日聯合ニュース】韓国銀行が28日に発表したクレジットカード海外使用実績資料によると、第1四半期の国内居住者のクレジットカード(デビットカード含む)海外使用額は11億ドル(約1054億円)で、前年同期の18億3000万ドルより40.0%減少した。前四半期比では13.1%増えた。
 クレジットカードの海外使用減少は、出国者数の減少による影響が大きい。韓国観光公社の統計によると、第1四半期に出国した国内居住韓国人は227万人で、前年同期より34.0%少ない。前年同期比の出国者数は4四半期連続で減少を続け、減少幅も拡大している。
 韓国銀行関係者は、ドルに対するウォン相場が前年同期の1ドル=956.0ウォンから1415.20ウォンに急激に値を下げた上、景気萎縮で国内居住者らが出国を自粛したことで、海外でのカード使用額も落ち込んだと話した。
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