7日に北京入りしたボズワース特別代表(左)=(聯合ニュース)
7日に北京入りしたボズワース特別代表(左)=(聯合ニュース)
【ソウル8日聯合ニュース】米国で北朝鮮問題を担当するボズワース特別代表が、6カ国協議参加国歴訪の一環として8日に訪韓する。 中国を訪問中のボズワース特別代表は、同日午後に韓国入りしてすぐに外交通商部の柳明桓(ユ・ミョンファン)長官、金星煥(キム・ソンファン)大統領室外交安保首席秘書官を表敬訪問した後、6カ国協議韓国首席代表の魏聖洛(ウィ・ソンラク)朝鮮半島平和交渉本部長と会合し夕食をともにする予定だ。韓国滞在中には、統一部の玄仁沢(ヒョン・インテク)長官も表敬訪問すると伝えられた。 ボズワース特別代表は、北朝鮮がプルトニウムの再処理に着手し第2次核実験を警告するなど緊張を高めている状況について韓国の当局者らと意見を交わし、北朝鮮を6カ国協議のテーブルに着かせる策を協議する予定だ。外交通商部当局者は、ボズワース特別代表の訪韓を機に現在の難局を打開する解決策を見い出すのは難しいかもしれないが、状況を評価し、今後の対応幅について韓米の認識を共有できるだろうと話している。 ボズワース特別代表は週末の9~10日には個人的なスケジュールを消化し、11日に日本、12日にロシアを訪れる予定だ。現在のところ、ボズワース特別代表の訪朝計画はないという。
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