【ソウル3日聯合ニュース】北朝鮮の朴義春(パク・ウィチュン)外相は4月29日にキューバで開かれた非同盟諸国会議閣僚会議での演説で、6カ国協議不参加の立場を重ねて明らかにしながら、「強力な戦争抑止力」確保に努めると主張した。北朝鮮の朝鮮中央通信が5月2日に報じた。 朴外相は北朝鮮の長距離ロケット発射を非難した国連安全保障理事会の議長声明に言及し、これは安保理が国際法の上に君臨する強権と専横の道具に転落したことを示すとした。さらに「米国とその追従勢力が、朝鮮半島非核化に向けた6カ国協議共同声明の相互尊重と平等の精神を否定しようと乗り出した以上、6カ国協議はもはや存在することができなくなった」と強調した。安保理の強権行為に6カ国協議参加国が直接または間接的に加担した事実は、6カ国協議が北朝鮮の武装解除と屈服だけを狙う場に変わったことをはっきりと示していると述べた。その上で、「こうした協議には二度と、絶対に参加せず、6カ国協議のいかなる合意にもこれ以上拘束されないというのが政府の確固不動の決心であり立場」と明らかにしたという。 朴外相はまた、先軍政治による強力な戦争抑止力で朝鮮半島の平和と安全を責任をもって守っていくと述べた。
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