頭を下げる盧前大統領=30日、金海(聯合ニュース)
頭を下げる盧前大統領=30日、金海(聯合ニュース)
【金海30日聯合ニュース】盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領が30日、不正資金疑惑をめぐり検察から聴取を受けるため、慶尚南道金海市のポンハ集落にある自宅を出発した。
 盧前大統領は午前8時ごろ、出発に先立ち、国民へ謝罪の意を表明した。自宅前に集まった取材陣に向かって「国民の皆さんに面目ない。失望させて申し訳ない。行ってきます」と短くあいさつした後、待機していた青瓦台(大統領府)のバスに乗り込んだ。
 バスは午前8時3分ごろ出発し、高速道路を利用しソウルに向かった。文在寅(ムン・ジェイン)元青瓦台秘書室長、チョン・ヘチョル元民情主席秘書官ら4~5人が同乗している。
 午後1時30分ごろ大検察庁(最高検察庁に相当)に到着し、聴取を受ける。
 この日、スーツにネクタイ姿の盧前大統領は午前7時57分ごろに自宅の玄関を出たが、何かを忘れたのか家に入り、またすぐに姿を現した。玄関から門までの階段を下りると、バンに乗って50メートル離れた取材陣の撮影指定場所まで移動した。
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