サミットでは、韓国の通貨危機克服経験を伝え、金融機関不良資産の効率的な除去方案を紹介するほか、保護貿易主義の排撃、スタンド・スティル(新たな貿易障壁の導入禁止)の履行促進と違反国のリスト公開案を推進すると伝えられた。
韓米首脳会談では、北朝鮮のロケット発射の動きに対する非軍事措置中心の制裁案、韓米同盟未来ビジョンの採択、韓米自由貿易協定(FTA)早期批准、韓米間通貨スワップ協定の延長・規模拡大を含むグローバル経済・金融危機共同対処案などを論議する予定だ。青瓦台(大統領府)中核関係者は、会談時間は30分ほどにとどまるが、有意義な結果を導き出せるものと期待を寄せている。
韓中、韓日、韓英首脳会談では、北朝鮮のロケット発射に対する国際社会の制裁案を含む対策、朝鮮半島非核化、北東アジア経済共同体構想、経済危機克服協調案などを集中的に検討する予定だ。
李大統領はこのほか、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長との会談、米ブルームバーグ通信、CNBCテレビ、仏AFP通信、英ロイター通信などとのインタビュー、英国財界関係者との昼食懇談会などを計画している。韓国・欧州連合(EU)間FTA締結に関する公式発表も行うと伝えられる。
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