【ソウル17日聯合ニュース】国内に居住する外国人も外国人登録番号を入力すればインターネットポータルサイトなどに会員登録できるようになる。
 放送通信委員会は17日、進んだデジタル技術と放送通信インフラを活用し外国人との疎通を高め、国家ブランドを向上させる「フレンドリーデジタルコリア」プロジェクトを推進することを明らかにした。プロジェクトは、放送通信を通じ世界が韓国により近づきやすくする「開かれたコリア」と、韓国が世界に手を差し伸べる「ともにするコリア」からなる。

 「開かれたコリア」では、国内居住外国人が外国人登録番号で各種ウェブサイトに会員登録できるよう、手続きを改善することにした。現在は一部のサイトでしか会員登録ができないのを、外国人登録番号管理システムを補完したり、ポータルサイトなど事業者の自発的な取り組みを誘導することで、最終的にはどのサイトでも登録可能にする方針だ。また、留学生や移住者の韓国生活定着をサポートするため、移住民代表サイトも開設する。一部のIPTVで進んでいる外国語字幕サービスの拡大と、外国人コミュニティの活性化も支援する。

 「ともにするコリア」としては、韓国関連コンテンツを英語など外国語にしてネットで提供し、アリランテレビやKBSワールドなどの局で韓国関連コンテンツを補強させ視聴対象を拡大する。在外同胞向けには、米国や中国など主要拠点に「韓人放送支援センター」を設ける。一方で、ネット上の誤った韓国関連情報を正す活動を行う団体に対しては、支援の幅を広げる予定だ。

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