手を取り合う両首脳=6日、ジャカルタ(聯合ニュース)
手を取り合う両首脳=6日、ジャカルタ(聯合ニュース)
【ジャカルタ6日聯合ニュース】インドネシアを訪問中の李明博(イ・ミョンバク)大統領は6日にジャカルタでユドヨノ大統領と首脳会談し、エネルギー・資源分野をはじめとする経済分野で実質的な協力を拡大することに合意した。両首脳はその席で、韓国初の海外油田開発事業となるインドネシア・西マドゥラ油田鉱区の契約延長に積極的に協力し、20万ヘクタールの造林地を追加で提供することにした。
 李大統領は政府開発援助(ODA)の支援規模を拡大し、インドネシアの産業、エネルギー、情報通信分野などをサポートすることを約束するとともに、インドネシアのインフラ建設や電力産業、資源開発に参画している韓国企業への支援を求めた。一方、ユドヨノ大統領は韓国企業の投資拡大を要請した。

 両首脳はまた、官民経済協力特別班、エネルギーフォーラムなど経済分野の協議体を活用し、企業の問題点を解決することでも合意した。インドネシアの地理的環境に合った情報通信事業の推進、同国の豊富な生物資源を用いた生命工学研究でも協力する。

 また、国際金融市場の不安にも効果的に対処するため、アジア諸国間の政策協力が必要との見方でも一致した。このほか、バイオマス発電所建設・圧縮天然ガス(CNG)の普及基盤造成や低炭素・グリーン成長での協力、教育機関・教師・学生間の交流拡大、東南アジア諸国連合(ASEAN)の統合・繁栄に向けた提携、国際社会での腐敗根絶と民主主義の増進、テロ防止への連帯なども進めることにした。
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