【ワシントン26日聯合ニュース】キーティング米太平洋軍司令官は26日、北朝鮮がミサイルを発射する場合、米軍はオバマ大統領の命令さえあれば撃墜できる準備ができていると明らかにした。
 ハワイで米ABC放送とのインタビューに応じたキーティング司令官は、「ミサイルが発射台を離れれば、大統領の指示により対応する準備をすることになる」と述べた。また、北朝鮮では現在、ミサイル発射準備の予備段階にあることを示す装備移動が感知されているとし、北朝鮮がミサイルを発射する可能性は発射しない可能性よりも高いとの見方を示した。

 北朝鮮が長距離弾道ミサイルの発射ではなく人工衛星の打ち上げを準備していると主張していることに関しては「衛星打ち上げではないと見えれば、対応する準備をする」と強く述べた。特に、米軍は駆逐艦、イージス巡洋艦、レーダー、宇宙空間(ミサイル防御)システム、地上発射迎撃ミサイルなど最低5つのシステムで対応するとし「われわれに必要なあらゆるものを準備する」と強調した。軍艦はまだ迎撃地点に移動させていないが、指示を受ければ動く準備ができているとした。


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