咸鏡北道のたばこ工場を視察した金総書記(朝鮮中央テレビ)=25日、ソウル(聯合ニュース)
咸鏡北道のたばこ工場を視察した金総書記(朝鮮中央テレビ)=25日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル27日聯合ニュース】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の2月の公開活動回数が、過去の同じ月に比べ最も多かったことが分かった。
 統一部が27日に明らかにしたところによると、金総書記は今月、1日から同日までの北朝鮮メディアの報道基準で15回の公開活動を行なった。2月の公開活動の回数としては、1995年以降で最多を記録した。活動内容は、経済行事が9回、軍の関連行事が4回、その他が2回だった。

 金総書記の2月の公開活動回数は、2000年が5回、2001年が3回、2002年が11回、2003年と2004年がそれぞれ6回、2005年が5回、2006年が7回、2007年が3回、昨年が2回だった。

 専門家らは金総書記の頻繁な公開活動について、米オバマ政権に対し健在ぶりを誇示し、来月8日に実施される最高人民会議第12期代議員(国会議員に相当)選挙を機に3期目に入る金正日体制発足を前に、内部の結束を強めるためと分析した。


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