【北京27日聯合ニュース】北朝鮮が、6カ国協議再開の意思を先週訪朝した中国の武大偉外務次官に示していたことが明らかになった。
 複数の北京外交筋が26日、6カ国協議議長を務める武外務次官が19日ごろ訪朝し、北朝鮮首席代表の北朝鮮の金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官との会談で難関にぶつかっている6カ国協議の進展策を話し合い、帰国したと伝えた。ただ、外交筋は武次官の訪朝目的は6カ国協議の進展策や核検証の文書化などを議論することだったとし、「北朝鮮は人工衛星(ミサイル)打ち上げ問題と6カ国協議は別に扱われるものと認識しており、衛星発射とは関係なく6カ国協議の再開を希望しているという意思を伝えた」と述べた。

 中国の外交当局も韓国側に、武次官の訪朝目的は6カ国協議の進展問題を話し合うためだと説明したとされる。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0