【ソウル27日聯合ニュース】韓国銀行は27日、1月の経常収支を13億6000万ドルの赤字と発表した。4か月ぶりに再び赤字に転落した。
 経常収支は昨年9月の赤字13億5000万ドルから10月には47億5000万ドルと黒字転換し、11月が19億1000万ドル、12月は8億6000万ドルと黒字を維持していた。

 1月の経常収支赤字は、輸出急減などで商品収支が赤字を出したことが大きい。商品収支は商品輸出(マイナス34.4%)の減少幅が商品収入(マイナス32.3%)を上回り、14億6000万ドルの赤字を記録した。韓国銀行は商品収支について、世界的な景気低迷とソル(旧正月)連休による操業日数の減少、冬場のエネルギー輸入増などで4か月ぶりに赤字計上したと説明している。

 一方、資本収支は、国内株式市場で外国人投資家による売り越しの勢いが弱まったことから、5か月ぶりに純流入を記録した。

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