【蔚山26日聯合ニュース】現代自動車が蔚山工場の一部生産ラインと牙山工場を一時停止した。起亜自動車も光州工場の一部生産ラインを停止している。
 現代自動車は26日、最近の景気低迷と原油価格の急騰などでレジャー車(RV)の輸出が減少したことを受け、蔚山第2、第5工場の「ツーサン」生産ラインと、「グレンジャーTG」「ソナタ」を生産する牙山工場の一時停止を決定したと明らかにした。第2工場は26日から2日間の操業停止後、その後の勤務日程を決める予定だ。第5工場は来月6日まで9日間休業する。牙山工場は来月3~6日に生産を中断する計画だ。

 現在、蔚山工場では小型車を生産する第3工場だけが、通常勤務に加え昼・夜間2時間ずつの超過勤務と休日勤務を行なっている。その他の工場は生産量が減少し、昨年末から超過勤務や休日勤務をなくした。

 現代自動車は昨年末から、景気低迷克服に向け全社を挙げ非常経営体制を維持しており、生産工場も注文量に合わせて弾力的に稼動してきた。米国や日本など世界の自動車業界が生存に向け自助努力を強化している危機的状況に対処するため、今後も非常経営を続け需要に応じた生産を続ける計画だ。

 一方、起亜自動車も25~27日まで多目的スポーツ車(SUV)「スポーテージ」を生産する光州第2工場の一部ラインの稼動を中断、職員教育を行なっている。

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