「新世界センタムシティ」内部=26日、釜山(聯合ニュース)
「新世界センタムシティ」内部=26日、釜山(聯合ニュース)
【釜山26日聯合ニュース】国内最大の複合ショッピングモール、新世界センタムシティが来月3日に釜山にオープンする。世界初の百貨店と温泉を組み合わせたリゾート型複合ショッピングモールで、新世界グループが2004年9月に釜山市から用地を購入し、2006年7月に着工した。国内百貨店としては初めて、日本などアジア商圏までを視野に入れ建設された。
 新世界グループの具学書(ク・ハクソ)副会長は26日の会見で、新世界センタムシティと釜山市の海洋文化インフラ施設で相乗効果を生み出すと強調した。市を世界的な観光特区に成長させるとともに、関連産業に波及効果をもたらすことで、釜山の経済活性化に貢献したいと述べた。

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 センタムシティは、売り場面積が国内最大の12万6447平方メートル。スパランド、ゴルフ練習場、映画館、アイススケートリンク、スポーツクラブなどを備える。ブランド誘致なども進め、ことしは売上高4300億ウォン(約277億円)計上を目標とし、5~6年以内に売上高1兆ウォンを達成する考えだ。観光リゾート概念を取り入れた複合ショッピングモールである点を前面に出し、日本などアジア諸国の観光客を対象にグローバルマーケティングを展開する。

 日本向けマーケティングと関連しては、向こう3年以内に日本人観光客年間300万人誘致を達成するため、距離が近い福岡市や博多港に大型看板などを集中的に設置する計画だ。東京や大阪、福岡など日本各地の韓国観光公社と連携し、現地広報用リーフレットを制作するほか、旅行会社との提携も進める。

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