26日のソウル外国為替市場で、ウォンの対ドル相場は前日終値より1.50ウォン安の1ドル=1517.50ウォンで取り引きを終えた。1998年3月13日に1ドル=1521.00ウォンをつけて以来、10年11か月ぶりの安値水準となった。国内外株式市場の弱含みでドル買い心理が広がったことが、ウォン反落につながったと、専門家らは説明した。政府が国債や通貨安定証券に投資する外国人に対し法人・所得税の源泉徴収を免除することを決めたが、為替相場に大きな影響は与えられなかった。
株式市場も米金融救済策への期待で一時は上昇したものの、反落した。ソウル株式市場は前日終値より12.29ポイント下落の1054.79で取り引きを終えた。ニューヨーク株式市場の下落のなか10.63ポイント上昇で寄り付き、プログラム買いに力を得て1100まで上昇したが、外国人の売りに機関も買いから売りに転じたことで、指数を押し下げた。
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