アン・ジョンファン=(聯合ニュース)
アン・ジョンファン=(聯合ニュース)
【ソウル26日聯合ニュース】サッカーのアン・ジョンファンがKリーグで所属チームが決まらず、事実上、国内残留を放棄した。エージェント側が26日に明らかにした。現在は海外のチームと接触中で、海外進出の道が開ければ1~2年プレーし、現役引退を考慮する計画だ。エージェントは、米国と豪州のプロチームと交渉を続けている段階で、結果はまだ分からないが、現在としては肯定的だと伝えた。
 1998年に釜山大宇ロイヤルズ(現・釜山アイパーク)に入団したアン・ジョンファンは、翌年MVPを獲得。2000年に伊セリエAのペルージャに移籍した後、日本Jリーグの清水エスパルスと横浜F・マリノス、仏リーグのFCメッツ、独ブンデスリーガのデュイスブルクなど、主に海外で活躍してきた。2007年に水原三星ブルーウィングスに入団しKリーグに復帰、昨年、釜山アイパークに移籍したが、全盛期の技量を発揮できず、再契約に至らなかった。ことしフリーエージェント(FA)を獲得し、移籍先を探したが調整に失敗。来月2日までに国内チームへの入団が決まらなければ、Kリーグ残留の道は完全に閉ざされる。

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