【ソウル26日聯合ニュース】製造業の体感景気が11年ぶり最低水準に落ち込んだ。
 韓国銀行がこのほど製造業1397社を対象に実施した企業景気調査によると、製造業の2月の景況判断指数(BSI)は43で、前月(47)から4ポイント下落した。1998年第1四半期に35を記録して以来で最も低い。BSIは基準値100を下回ると、該当企業の経営条件を悪いと見る企業が、良いと見る企業より多いことを意味する。

 製造業のBSIは昨年9月まで70ラインを維持していたが、10月には67、11月は54、12月は46と急落した。1月には景気浮揚策への期待感から1ポイント反騰した。3月の見通しBSIは50で、2月から1ポイント上昇した。

 特に中小企業、内需企業の体感景気悪化が目立った。中小企業の2月のBSIは43で、前月より5ポイント落ち込み1998年第1四半期(33)以降で最も低くなった。大企業のBSIは2ポイント下落の43。内需企業は45で前月比7ポイント急落、これに対し輸出企業は1ポイント上昇の40を記録した。

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