【ソウル25日聯合ニュース】大韓建設団体総連合会(建団連)は25日、訪韓中のタラバニ・イラク大統領一行が同席するなか、同国住宅建設部と「韓国・イラクの建設協力了解覚書(MOU)」を締結したと明らかにした。 
 このMOU締結で、国内建設業者はイラク政府の支援と協調を得て同国全域の都市開発と再建事業に参加できるようになる。建団連は、イラク政府の建設技術者を招き、韓国建設産業の制度と建設技術を教育する計画だ。

 この日の行事には、金映宣(キム・ヨンソン)、宋光浩(ソン・グァンホ)国会議員ら、国土海洋部の崔壯賢(チェ・ジャンヒョン)次官、河燦浩(ハ・チャンホ)駐イラク大使、双竜建設の金錫俊(キム・ソクジュン)会長、SK建設の尹錫庚(ユン・ソクキョン)副会長ら国内政財界関係者のほか、ネチルバン・バルザニ・クルド自治政府首相ら、140人余りが出席した。

 建団連の権弘司(クォン・ホンサ)会長は「イラクは2004年から3年間、戦後復旧事業に550億ドルを投資するなど、国家再建事業に尽力している。橋、高速道路、住宅、病院など新規プロジェクトの発注が待機中で、韓国の建設技術を輸出できるいいチャンスになるはず」と述べた。

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