議決過程で、ハンナラ党所属の黄震夏(ファン・ジンハ)法案審査小委員長は「経済危機克服のためにも韓米FTAは早期に実現すべき」だと主張し、全体会議で批准同意案を議論することを提案した。これにハンナラ党、親朴派議員らが賛成の意思を示し、黄委員長は批准同意案の全体会議回付を宣布した。一方、民主党議員らは、昨年12月18日に批准同意案が職権上程された当時、委員長権限で小委員会に回付したのは国会法に合致しないものだと問題提起。回付そのものが合法ではなく、批准同意案を議決すれば全体会議と本会議の空転は免れないことから、手続きをやり直すべきだと主張し、会議場から退場した。
キム・ジョンフン の最新ニュースまとめ
この日の会議に出席した外交通商部の金宗フン(キム・ジョンフン)通商交渉本部長は、先週訪韓したクリントン米国務長官は、韓米FTAは両国関係上重要なアジェンダだと指摘し、相互に進展に向け努力しようと述べたと紹介した。その上で、韓国政府は韓米FTAに対し最高の意思をもっており、実現させるために努力すると強調した。
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