【ソウル25日聯合ニュース】日本の竹下亘財務副大臣は25日、ソウル・銀行会館で開催された韓日国際金融セミナーに出席し、韓国の金融安定化フォーラム(FSF)加盟に向け積極的に努力すると述べた。
 竹下副大臣は、世界的な金融危機を迎え国際金融の枠組み作りにおいてFSFの重要性が高まっているとした上で、FSF加盟国が新興国へと拡大されることが重要で、アジアの主要新興国の韓国が参加できるよう各国に強力に訴えていると明らかにした。

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 また、韓日通貨スワップ協定延長の可能性についても触れ、アジア地域での金融協力、20カ国・地域(G20)での協力を両国共同で進めていきたいとしながら、韓日通貨スワップを通じ、両国経済の金融・為替市場のリスクを緩和したと紹介し、今後も両国金融経済活動はさらに堅固になるだろうと期待を示した

 このほか竹下副大臣は、金融危機の克服に向けた国際舞台での両国間協力の必要性も強調した。先ごろ開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(韓日中)財務相会議でチェンマイ・イニシアチブ(CMI)の規模が1200億ドルに拡大されたが、5月の会議までにCMI多国間化の主要事項に合意できるよう韓国と力を合わせるとともに、4月のG20緊急首脳会合(金融サミット)に備え韓国と緊密に協力するとの考えを示した。

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