【ソウル25日聯合ニュース】ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)韓国代表は来月1日、第1ラウンドの舞台となる東京へ向かう。現在ハワイで合宿中の韓国代表は28日までに調整を終え、3月2日に埼玉西武ライオンズ、3日に読売ジャイアンツと強化試合を行う。
 米大リーグで活躍中のチュ・シンス外野手(インディアンズ)は25日に韓国代表に合流、先発ラインナップが完成した。イム・チャンヨン投手(ヤクルト)は3月1日に東京で合流する予定だ。実戦に向けた完璧(かんぺき)な陣営が整うのは西武ライオンズ戦が初めてとなる。開催国日本は21日からベストメンバーをフル稼働し、強化試合に備えている。韓国はやや遅いペースと言える。

キム・ヒョンス の最新ニュースまとめ

 キム・インシク監督は、第1ラウンドではチュの起用を1試合にとどめる考えだ。残るポジションの整理が大きな課題となる。チュを指名打者に起用する場合に備え、24日のハンファとの評価戦ではイ・デホ(SK)を3塁に入れた。チュは3番右翼手での起用がほぼ決まっているが、そうなると重要なのは2番と6番の配置。2番は俊足のイ・ヨンギュ(KIA)とイ・ジンヨン(SK)、キム・ヒョンス(SK)ら左翼手候補と、2塁手のチョン・グンウ(SK)とコ・ヨンミン(斗山)ら。長打力が必要な6番は、イ・ジンヨンとキム・ヒョンスが候補だ。

 打順設定は流動的だが、投手陣はコンディションが本軌道に乗っている。

 一方、この日韓国代表と合流したチュは「友人、先輩たちに会えてうれしい。最高の選手たちとWBCに参加でき夢のようだ」と語った。先ごろ練習中に同僚選手とぶつかり右ひざを痛めたと伝えられたが、コンディションを尋ねたキム監督に、「異常ありません」と力強く答えた。

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