【ソウル16日聯合ニュース】韓国著作権団体連合会・著作権保護センターが16日に明らかにしたところによると、先月1か月間実施したインターネット上の違法コピー取り締まりで、音楽分野では23万1987点が摘発され、全体の約60%を占めた。
 同センターはことしからネット上の違法コピー流通取り締まり範囲をゲームや漫画の分野にも拡大。その結果、38万5599点に達する違法コピーを摘発した。

 分野別では音楽が最も多く、次いで漫画が12万7308点(33%)、映像が1万1076点、出版が1万144点、ゲームが5084点と続いた。流通経路別では、ウェブハード(ウェブ上のファイル管理システム)が34万6753点で最も多く、ポータルサイトが3万8813点、P2Pファイル共有ソフトが33点だった。

 センターは、ネット上でダウンロードした違法コピーを周囲の人と共有するケースが多く、実際の流通量はこの数値よりずっと多いと話す。ことしから取り締まりを開始したゲームの場合、先月の摘発数を小売価格に換算すると1億7500万ウォン(約1138万円)以上に達することから、この分野での取り締まりと指導を強化する方針だ。

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