【ソウル12日聯合ニュース】米金融大手ゴールドマン・サックスが、経済活動の急激な縮小で韓国が景気低迷に進入したと分析した。証券業界が12日に明らかにしたところによると、ゴールドマン・サックスは世界景気低迷の深刻性とその波及効果などを考慮し、韓国の景気回復見通しについて慎重な姿勢を取るとし、このような見方を示した。
 ゴールドマン・サックスは、韓国のマクロ経済環境がことし上半期に急激に悪化するとし、上半期の国内総生産(GDP)成長率は前年同期比マイナス4からマイナス5%を記録すると予想した。同社は1月中旬に、韓国のことしの成長率見通しをマイナス1%と予想した。

 韓国の前年同期比成長率は景気浮揚策などの効果で、ことし第4四半期にはプラスに回復するとみられるが、世界景気低迷の深刻性とこれが及ぼす否定的な波及効果などが回復の時期と速度を遅延させていると説明している。

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