【ソウル30日聯合ニュース】日本植民地時代に日本の軍需工場に強制徴用された被害者らと支援団体「勤労挺身隊ハルモニ(おばあさん)とともにする市民の集い」のメンバーら10人が30日、ソウル・江南区の韓国三菱重工業前で集会を開き、三菱側に対し強制徴用被害者への謝罪と損害賠償を求めた。
 集会参加者らは、三菱重工業は日本植民地時代に多くの韓国人を炭鉱、軍需業者に強制連行し重労働をさせ、死に至らせた戦犯企業だと主張した。また、未だに被害者への謝罪や補償を拒否していると批判した。

 日本植民地時代に軍需工場で重労働を強いられた被害者6人は、2000年に三菱重工業を相手取り、釜山地裁に強制徴用に対する損害賠償を求める訴訟を起こしたが、1審で敗訴した。現在、控訴審が釜山高等裁判所で進められており、来月3日に判決が下される予定だ。

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