【軍浦30日聯合ニュース】軍浦女子大生拉致殺害の容疑で26日に逮捕されたカン・ホスン容疑者が、軍浦の女子大生以外にも2006年12月から2008年12月にかけ京畿道西南地域で行方不明になっていた女性6人を殺害したことが分かった。犯行の動機についてカン容疑者は、2005年に火災で妻を亡くしてから女性を見ると殺人の衝動を抑えられなかったと供述している。被害女性らには性的関係・性暴力を目的に接近、大半はストッキングで首を絞めて殺害し、遺体を埋めたことが確認された。
 京畿地方警察庁捜査本部は30日、カン容疑者が所有するトラックの中から押収したジャンバーに残っていた血痕(または体液)のDNAを調べた結果、昨年11月に水原で行方不明となった48歳の主婦も殺害したことがわかったと明らかにした。余罪を追及する過程で他の犯行を自白したという。

 警察は同日午前、この主婦の遺体を京畿道安山市内の山で発掘したのをはじめ、被害者6人については遺体を回収または遺棄現場を確認した。残り1人については遺体が埋められた場所にゴルフ練習場が建てられ、確認が困難な状態にあるという。

 また、警察は火災で妻と義母が死亡した件についてもカン容疑者の犯行かどうか調べる方針だ。警察関係者は、カン容疑者が妻の死亡直前に保険に加入し、保険金4億8000万ウォン(約3100万円)受け取っていることから、当時の火災が保険金目当ての放火の可能性があるとみて、真相を突き止めると話している。

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