ウォン報道官は、NLLは1953年8月30日に休戦協定の安定的管理を目指して設定されたもので、実質的な海上境界線であることは1992年の南北基本合意書でも確認されたと説明し、合意書は一方の破棄主張により破棄できるものではないと述べた。その上で、北朝鮮はこれまで守ってもこなかった南北合意事項を無効化するという宣戦扇動を行うのではなく、これを誠実に順守する姿勢をみせるべきだと促した。
一方、国防部関係者は、北朝鮮軍の特異動向は確認しておらず、現在韓国軍は北朝鮮に対する監視・備えに全力を注いでいると述べた。NLLやMDLでの衝突の可能性は常にあり、偶発的な衝突を含めすべての事態に備えていると説明した。
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